2010年7月10日土曜日

02 7つの心理法則

メモ書き

ブライアン・トレーシー 「達成の心理学」
02 7つの心理法則

自己認識とは、あたなが唯一のユニークな存在であるという事実を認めることからはじまります。 あなたにそっくりな人は世界に存在する確立は500億分の1と言われています。 体のどの部分をとってもその血液組織は万人が異なっていることは、解剖学者、生理学者、医者によって実証されています。 指紋はもちろんのこと、唇のひだ、更には耳や足の形すらみんな違うのです。 つまり、あなたは他の誰とも同じではないのです。 自己認識の第一歩は、あなたが個性的な存在であり、人生ですばらしい何かを成し遂げる力を持ってることを受け入れることです。

しかし、一方で、人間は基本的原理に関して、みな同様であると言われます。 人類の歴史を通して、賢者と言われる人たちは、人類のジレンマとも言うべき疑問の答えを見つける努力を繰り返してきました。つまり、人の生き方や人間関係の質を変えるには何をすべきかを発見しようとしてきたのです。偉大な哲学者や形而上学者は、ときには一生を掛けてこれに取り組んできました。 今世紀になっても、十年、二十年、三十年、四十年、いや五十年も掛けて、成功と達成の一般原則を見出そうと必死に研究してる人たちを多勢知っています。

まず、この達成の心理学のセミナーの基本を成すもの、つまり、人間とは心を持った創造物であり、この心こそがあなたの存在をユニークにしているのだと言っています。 劇作家のユウジン・オニールも言うように、心が無ければ人間は馬や豚と一緒なのです。 心こそが人間の条件です。 肉体は心の入れ物にすぎません。 ちょうど電気が電気法則に従い、物理学が物理法則に従い、自然が自然法則に従って働くように、あなたの身に起こるすべてのことも、一定の心理法則によって決まります。 このような心の仕組みは重力の法則と同じくらい普遍で100%正確に働きます。 成功とはすべてこの心理法則に調和を保って生きることから生じるのです。 反対に、人生で何か問題にぶつかるときは、すべてこの法則から外れたときなのです。 重力の働きが100%正確であるように、心理法則も正確です。 たとえば、10階建てのビルから飛び降りれば、それがパリであれ、東京であれ、どんな都市であろうとあなたが歩道に叩きつけられるのは間違いありません。 たとえ、あなたが重力のことを知っていようがいなかろうが、信じようが信じまいが、納得しようがしまいが、法則が作用することは同じです。 心理法則もまったく同様です。

このコースでは、約20の心理法則をご紹介します。 程度の差はありますが、みなさんに是非覚えていただきたい重要なものばかりです。

では、第一の心理法則からはじめましょう。 ところで、この心理法則というのは、何世紀にも渡って研究され、更に最近になって、一流大学、研究所、シンクタンクなどで考えられていた通りだと立証されたものですが、その一つは「コントロールの法則」です。 これは単純かつ基本的な法則で、これからも何度も話題にのぼるでしょう。 この法則とは、自分自身に対して自信を持ち、積極的に生きている人は、人生の舵を自分自身でコントロールしていると感じ、自分に対して否定的な人は、人生の舵を自分でコントロールしていないと感じるというものです。 さぁ、ここであなたの人生を見つめなおしてみましょう。 得意な分野は何でしょう。コントロールできるのはどの分野ですか。 その分野こそ、あなたが最も幸せを感じる分野なのです。 心の平安と豊かな人間関係が幸福の証とするならば、人生をコントロールできることが幸福の絶対条件です。 心理学者によれば、コントロールの形には2つあり、1つは内的コントロール、つまり、自分の人生の主役は自分という感覚と、外的コントロール、すなわち、人間関係や仕事や健康など、自分以外の何かにコントロールされている感覚とに分けられます。 そこで、何が得意で、何が不得手かなどを調べるコントロール因子のリサーチには、いろいろなテストが用いられますが、これによって、自分の人生をうまくコントロールできているかがわかります。 これによれば、内的コントロール因子の強い人ほど、活性度が高く、成功しており、物事が自分で決定し、幸福であるわけです。 この講座では、人生の全般に対して、もっと強くコントロール感覚を持てるようにしていきます。

さて、コントロールとは、まず第一に、思考からくるものです。 面白いことに、あなたが何を考え、どう考えるかが、あたなの価値観を決定し、心の動きも決定します。 これらの過程を通して感情は生まれます。 つまり、物事に対する、あなたの心の動きが感情を決定し、こうした、嬉しい、悲しい、恐れ、強気などの感情が行動を引き起こします。 さぁ、この「コントロールの法則」通りやってみましょう。 すなわち、自分の人生の主人公となって、運命を切り開き、人生の舵を自分で握ることが成功への鍵なのです。 自分の思考を完全にコントロールすること、思考は感情をコントロールすることにより、感情は行動をコントロールすることにも繋がります。 この行動こそが、あなたが成功するかどうかを決定する重要な因子なのです。

ところで、「コントロールの法則」に対して、今度は「偶然の法則」というものがあります。 「偶然の法則」は、実際には形而上学の原理ですが、交通法規や法則と同じく、日常生活の拠り所となるものです。「偶然の法則」は、我々のおよそ80%が多少とも基準として生きている法則で、簡単に言えば、無計画は失敗を計画することと同じだということです。 無計画は失敗を計画すること。 信じない人も多いかもしれません。でも、実際には、これが真実なのです。 計画を立てなければ、失敗するのです。 無計画な人々は、何を知っているかより、誰を知っているかが大事なんだ、人生は要領とタイミング、宝くじのようなものと考えています。 彼らは、人生が外的要因によってコントロールされていると感じ、明確な計画や目標が立てられず、何かをやり遂げるために、日々努力するということを知らないのです。 彼らの人生は成り行き任せで、ちょうど舵の無い船のように、漂っているだけなのです。 舵の無い船のような人とは、目標の無い人であり、人生を自分でコントロールできない人です。 このような人は、自分の人生から阻害され、宇宙に漂っているような不安定な状態で生きているはずです。 こういう人たちは、一応に不幸なのです。 現代人の多くが、なぜいつも不安で、悲観的で、不健康かつ欲求不満なのでしょうか。 なぜ目標を達成できないでいるのでしょう。 それは、「偶然の法則」に頼って生きているからです。 だから、目標達成もできず、人生から阻害され、心の安らぎも、幸福感もなく生きているのです。 この「偶然の法則」から永久に解放されるにはどうしたらいいかみていきましょう。

そこで、次の法則は、「原因と結果の法則」と呼ぶものです。 人生の出来事には、すべて原因があります。 世の中で起こるすべてのことには、理由があるのです。 偶然によるものは、一つも無いのです。 失敗も成功も、偶然に起こるものではなく、必然的なものです。 幸福も不幸も、原因と結果の表れです。 より良い結果を得たい、成功したい、収入を得たい、幸せになりたい、健康になりたいと思えば、その原因までさかのぼって検証してみてください。 もし、起こって欲しくないことや、問題があるならば、その原因を検証してください。 人間社会のすべての進歩は、より望ましい結果を生む原因を見極め、努力していくことによるものです。「原因と結果の法則」は、全宇宙の鉄則ともいえます。 これには、今後何度も触れていきますが、他のすべての法則は、この法則を言い換えたものにすぎません。 この法則はまた「種まきと収穫の法則」とも呼ばれ、何を撒こうと、刈り取るのは自分だということです。 この「原因と結果の法則」を身に付けらば、完全な人生のコントロールも夢ではありません。 原因と結果の因果関係、つまりすべて起こることには理由があると信じるならば、人生のコントロールは、驚くほど容易になります。 成功の原因が見えてくるようになり、人生が思い通りになってきます。 「原因と結果の法則」を応用するときに大事なのは、思考が原因であり、状態が結果である、思考が原因であり、状態が結果にすぎないということです。 目に見える現象は、単に思考の結果なのです。思考がすべての出発点です。 仕事の捉え方、人間関係の見方、健康に対する考え、また将来に関するあなたの考え方が、原因となって、いろいろな現象が起きてくるのです。 ですから、状況を変えたいと思うならば、その原因となる考え方から変えなければなりません。 心の中からまず変えていくのです。

ところで、すばらしいことに、この宇宙に一つだけ完全に思い通りになることがあります。 それはあたなの考え方です。 思考を思い通りにコントロールし、自分の目標に向かって積極的に思い続ければ、 あとは自然の法則が作用して、必然的に良い結果がやってくるのです。

次の法則は「信念の法則」です。 「信念の法則」とは、こういうことです。 なんでも、心から熱意を持って信じれば、この熱意というのが大事なのですが、願望は現実になるのです。 なぜなら、あなたは自分の信念に沿った行動を取るようになっていくからです。 事実、今現在のあなたは、あなたの内に秘めた強い信念が外に表れたものなのです。 積極的にしろ、消極的にしろ、信念は現実になります。 ヘンリー・フォードの言うとおり、できると思えばできるし、ダメだと思えばダメなのです。 何かを強く信じれば、その信念がフィルターとなって、目的に必要な情報だけを、取り入れるようになっていくのです。 人間の心は、一貫性を求めるものなのです。 そのために、自分の信念と周りの世界との間でつじつまを合わせようとするのです。 しかし、あまりに強い信念は、時には周りの世界を自分の眼鏡で見、合理化をし、自分に都合よく解釈するようになります。 つまり、自分の思い込みで、世界を見てしまうのです。 これを、「ブラインド・スポット」といい、つまり、盲点を作り出してしまいます。 他のいろいろな可能性が目に入らなくなり、チャンスを見逃してしまうのです。 成功すると信じなければ、そのチャンスもないでしょう。 ですから、私たちは信念を変えることによって、現実を変えるのです。

例を出しましょう。 あるアメリカ中西部出身の男の子の話で、心理学専門誌に載った実話です。 彼は中学、高校とオールAでした。 高校三年の終わりには大学進学のテストを受けました。 数週間後、大学から返事が来ました。 あなたは98点という優秀な成績を修めた、ここに新学期より入学を許可しする、というものでした。 彼は受験に対する詳しい知識がなかったので、98と言うのは、たぶんIQのことだと思いました。 しかし、IQ98というのは、平均より少し低く、大学レベルには20も足りません。 高校もずっとオールAだったのに、彼は自分の思い込みで突然勉強を投げてしまいました。 大学なんてとても無理だと思いながら、それでも新学期に入学しました。 最初の学期の成績は惨たんたるものでした。 カウンセラーは彼を呼んで聞きました。 どうしたんだね。 高校では優秀だったんだから、ここの勉強は君にはそんなに難しくないはずだよ。 ガールフレンドかい。 トラブルかい。 それとも環境が変わりすぎたせいかな。 いったい何だ。 先生、ボクは一生懸命やっているんです。 でも、IQが98しかないから。 カウンセラーは細部を見ました。 なんだって? はい、合格通知に98と書かれていました。 君、それはIQじゃないよ。 全国でこのテストを受けた中の98%の生徒より成績が良かったってことだよ。 君はこの大学でもすばらしく優秀なトップクラスの学生なんだよ。 彼は家に帰って、大学受験テストを見直してみました。 98がIQでないのは本当でした。 2年後、彼は3万人の学生のうち、トップ10に入っていました。 また、評価はすべてAでした。 彼の状態は変化しました。 つまり、一度自分の信念を変えると、現実もそれに釣られて変化するということの証明です。

この話で重要な点は、自分の限界を自分の思い込みで作ってしまうということです。 誰でも自分の限界はココだと決め付ける傾向は多少は持っています。 自分は賢くないとか、想像性に欠けるとか、稼ぎが良くないとか、セールスが苦手とか、多勢の前で話せないとか、時間を守れないとか、機械に弱いとか、数え上げればキリがありません。 ある研究に寄れば、人間の才能というものは、誰でも大差ないそうです。 我々が感じている能力の限界というものは、現実にはなく、それはすべて自分の思い込みなのです。 成功への第一歩は、まず、自分の限界という思い込みを疑ってみることです。 そして、それを取り除くことからはじまります。 限界なんて無いと思って行動すれば、本当になくなるんです。

さて、そこで次の法則、「期待の法則」です。 この「期待の法則」というのは、信念の法則と同様、全人類の歴史を通じて研究されてきたテーマです。 偉大な哲学者ウィリアム・ジェームズも言ったように、人は心に思って信じたことはその通りになる、つまり、信念は現実になるのです。 「期待の法則」というのは、思わなければ実現せず、思えば実現する、というものです。 あなたの期待、特にこうなれば良いなという結果への期待は、自己実現への立派な予言です。

ハーバード大学のロバート・ローゼンタル教授は、この法則、「期待の法則」について、 三百種あまりの実験をしました。 その結果、あなたの持つ期待は、周囲の人々や出来事、状況にも影響を与えることがわかりました。 たとえその期待が、まったく誤った情報に基づいていたとしてもそうなるのです。 何か良いことを、確信を持って期待すれば、驚くなかれ、何とそれは本当に起こるのです。 反対に、悪いことでも、思い込みを持って期待すれば、本当に起こってしまいます。 成功した人たちとは、いつも良いことが自分の身に起こると信じて疑わなかった人たちです。 いわゆる、積極的な期待と態度が成功者たる所以なのです。 成功者は、いつも良いことを期待し、その結果もあらかじめ確信しています。 その確信の最後まで貫き通します。 たとえ、間違った情報に基づく期待であろうと、強く思い続ければ、現実になるのです。

「期待の法則」の例を挙げてみましょう。 数年前のロ-ゼンタル教授のさまざまな実験によると、教師が生徒に対して抱く期待は、生徒の学習能力に、絶大な影響を及ぼすことがわかりました。 そこで、教授が考えた実験はこうです。 彼は学年のはじめに、サンフランシスコのある学校へ行き、校長先生に頼んで、三人の教師を選んでもらいました。 そして、その先生たちが、学校中で最も優れた教師であると校長先生に宣言してもらったのです。 そして、前の学期に、IQテストで選んでおいた、最優秀の生徒たち30人ずつを、それぞれの教師に担当して欲しいと話しました。 コースは一年間で、専門家の判断によると、この生徒たちは学年末までに、平均20ないし30%も成績を伸ばす力を持っているということになっていました。 たった一つの条件は、生徒たちにも親にも、そのことは言ってはいけないということでした。 教師たちは、これまでとまったく同じ教え方を貫き、モニターでもそれを確認することになっていました。 ですから、最優秀の生徒30人を1年間教えることになったというのは、ただ教師だけに知らされていたわけです。 先生たちは喜んでクラスを受け持ち、驚くほど熱心に指導に当たり始めました。 放課後の時間も割いて、かつてないほどに、これらの生徒たちを真剣に指導した結果、なんと、この3つのクラスは、学校でトップになっただけではなく、学区内でもトップに躍り出たのです。 学年末に、また校長先生は3人の先生たちを呼んで言いました。 すばらしい活躍だったね。 先生たちは答えました。 はい、感激です。 生徒たちは優秀でやるき十分でした。 そこで教授たちは、実を言うと、これは実験だったんだ。 生徒たちは学年はじめに、くじ引きで90人を選び出しただけで、彼らのIQだって誰も知らなかったんだ。 と、真相を明かしました。 すると、先生たちは互いに顔を見合わせて、それは驚いた。なぜあの子たちはあんなに優秀だったんだろう。 自分たちがトップ3の教師だからに違いない、と言ったのです。 しかし、校長先生の答えはこうでした。 いや、学年はじめに全校の先生の名前を帽子に入れて、最初に出てきたのが君たちの名前だったんだよ。

これがいわゆる、ダブル・ブラインド実験です。 他の条件をすべて同じにして、期待の要素だけを加えるのです。 先生たちの期待は明らかにされ、あなた方は優秀な教師であると伝えられていました。 一方、生徒への期待は生徒には伝えられていませんでした。 ただ、先生たちが彼らを優秀な生徒として扱ったため、生徒たちは驚くべき勢いで力を発揮し、あるクラスなどは、この一年でIQ指数を25も伸ばした生徒もいたほどです。 この後にも、同じような実験でIQ指数が27も上がった生徒が出ました。 つまり、教師が生徒に高い期待を抱いていると、生徒の方でも、驚異的な力を発揮するということです。 近頃のスラム街で有名な教師、マーガ・ポリンズは、教師の方で生徒たちが非常に優秀であると信じ込んで指導をすれば、生徒の成績はメキメキ上がるといっています。 期待することが人生でどんなに大事かわかりますね。

人生で最初の期待は、親から子への期待です。 これが人生を少なからず左右します。 私たちは、良かれ悪しかれ、期待を裏切らずに生きようとする傾向を持っています。 もし、親が子どもを愛し、勇気付け、信じていれば、子どもは知らず知らずのうちに、その期待に応えようとするのです。 もし、親が成績が悪いと言っていつも口やかましく子どもを叱り飛ばすようなら、子どもは当然萎縮し、消極的になってしまうでしょう。 さて、あなたの両親の期待は肯定的でしたか。否定的でしたか。 勇気付けてくれましたか。 今のあなたにどのように影響していますか。

二番目の期待は、上司からの期待です。 組織での、能力の発揮に関する研究でわかったことは、上司の期待が高ければ高いほど、高い業績が生まれやすいということです。 いつも部下を責めたり、批判したり、また認めようとしなかったり、へい的な態度をとったりする上司を持ったとしたら、その部下は十中八九、力を発揮できないでしょう。 今までのあなたのキャリアを思い出してみてください。 実際、あなたが最も楽しくいい仕事ができたのは、能力を高く買ってくれる上司と恵まれたときではありませんでしたか。 違いますか。

三番目にくる期待は、あなたから周囲の人々への期待です。 特に子ども。 夫や妻。 友人、そして、あなたを尊敬する部下への期待です。 ご存知のように、尊敬する人の言葉や態度には誰でも強く影響されるものです。 もし、あなたが周囲の人々に対して、特に子どもに対して、強く肯定的な期待を持っていると、彼らはその期待に応えようと努力します。 ですから、基本ルールは、周囲の人々に、いつも肯定的な期待を抱くことです。 そして、言葉と行動で表し、絶えず、君ならできるよということです。

四番目の期待は、あなた自身への期待というものです。 最終的には、これが最も効果を上げる鍵になりますが、自分自身に積極的な期待を持ってください。 あたなの人生は一変するはずです。 自分自身に常に最高レベルを期待してください。

ここで、このセミナーを終了した方から聞いた、体験談をご紹介しましょう。 彼は毎朝、ひとつのことを実行しました。 それは、自分に向かって、今日は自分にとって必ず良いことが起こる、今日は自分にとって必ず良いことが起こる、今日は自分にとって必ず良いことが起こる、と言うことです。 この簡単なことを実行することで、彼の生きる姿勢は一変しました。 何か起こると、これがその良いことの前触れかもしれない、と一日中期待と自信に満ち溢れるようになりました。 是非、あなたも試してみてください。 たとえば、夜寝る前に、明日は必ず良いことが起こる、と言い、朝起きたときには、今日は必ず良いことが起こる、と言い、更に一日中、必ず良いことが起こると言い続けてみるのです。 今日からすぐはじめてください。 当たり前な感じに聞こえますが、やってみれば本当に効果があるのです。 きっと、明日の晩休む頃には、数え切れないくらい良いことが起こっているはずです。 たとえば、駐車場が見つかったとか、友達から電話が来たとか、小切手が届いたとか、あなたの生活はきっとすばらしいことの連続でしょう。 ですから、常に期待を持って、今日は必ず良いことが起こると信じてください。 自然の法則によって、必ず良いことが起こります。 私が保証します。 なぜなら、この当たり前と思えることを実行することで、今までに何十万という受講生の人生を変えたからです。

さて、次に取り上げるのは、「引力の法則」です。 この法則は、人間とは生きた磁石だということです。 あなたは、あなたに見合った人々や物事を引き付けます。 この宇宙にあるすべてのエネルギーは振動しています。 すべてのものが振動しています。 このボードも、あなたの皮膚も、すべての物質が振動しています。 なぜなら、分子の集まりだからです。 分子は、放射の法則によって、常に外に向かって振動しています。 いわゆる、エントロピーの法則です。 あなたが何を考えていようと、あなたの思考もひとつのエネルギーですから、外に向かって振動し、光の速さで伝わります。 遠くの人や物にも影響を与えることができます。 こんな経験はありませんか。 ある人のことを考えていたら、本人が電話してきたとか。 誰かに電話をしたら、ちょうどあなたが話題に上っていたとか。 こういった経験があるでしょう。 一種の閃きですね。 また、こんなことだってあるでしょう。 たとえば、仲の良い夫婦だと、今日はあの店で夕食を食べたいと思って、家に電話をすると、相手も同じことを考えていた、ということもありますよね。 これはすべて、「引力の法則」がなせる業です。 この「引力の法則」は人間存在の要だと言う人もいます。 積極的であれ、消極的であれ、あなたの思考は、ちょうど釣り合うレベルの人や物を引き付けるのです。 つまり、どんなことを考えていようが、あなたが常に思っていることは、磁石のような働きをするのです。 だからこそ、自分が欲することや望むことだけに心の的を絞ることが大切なのです。 望まないことは考えないことです。 この方法を習得し、上手に効果的にできるようになれば、「引力の法則」はより早く、より正確に力を発揮するようになります。 くれぐれも方法を間違えないでください。

このセッション最後の法則は、「調和の法則」です。 この「調和の法則」とは、内面と外面の一致を言います。 つまり、こういうことです。 あなたの外部の世界は、言わば鏡、あたなの内面の心の動きを映し出す鏡です。 鏡は単に内面の心の動きを反映してるにすぎないのです。 つまり、あなたを取り巻く世界は、あなたの心の世界の結果であり、心の動きが外部の世界を決定しているのです。 周りの状況を変えたければ、まず、あなたの内面を変えることです。 さて、あなたの健康状態を考えてみてください。 あなたの体調は大部分、心の状態に影響を受けています。 人間関係をみると、それが良くわかります。 いい気分のときには、人間関係だって、スムーズに運びます。 塞いでいたり、イライラしていたら、人との関係も不味くなります。 人間関係は、あなた自身のパーソナリティの正確な反映なのです。 あなたの人間関係を見れば、あなたの人格の良し悪しがわかるのです。 経済的な豊かさも大事な要素です。 あなたの経済的レベル、快適さのレベルは、金持ちになりたい、裕福になりたいという信念に直接関連を持ちます。 外的世界でもっと成功を収めたいのなら、心も豊かにしなければなりません。 心の修練をすればするほど、この心とは我々がコントロールできる唯一のものですが、 これをすればするほど、より急速に外的世界を変えることも可能です。 人生の大きな過ちや、人々が不幸になっている理由というのは、自分の心をコントロールすることもできず、乱れているからなのです。 言わば、車の車体だけを洗ったり、磨いたり、タイヤを替えるなどするだけで、車を安全に速く走らせようとするようなものです。 しかし、何よりも中身の機能が大事なのです。 そうです、あなたの心、内面の心の動きを変えれば、外的世界も変わってきます。

有名な献納家アール・ナイチンゲールは、夜中に目を覚まし、突然閃きました。 彼の人生を変え、また多くの人生を変えた、その閃きとは、今までも言ってきたように、 人間は自分の考えた通りの人間になることでした。 思考とは、人間が支配できるただひとつのものですから、もし、あなたが自分の考え方を変えれば、あなたの現実も変わり出すでしょう。 もし、あなたの期待することを変え、信念を変え、したる考え方を変えれば、心の動きも変わり、その新しい考えに沿った人々や環境、出来事、チャンス、その他、すべてのものを引き込むようになります。 成功できない人は、いつも失敗することばかり考えているからです。

もう一つ大事なことは、すべては心が引き起こすということです。 すべては心が引き起こします。 私たちは精神世界に住んでいるのですから、すべては心が引き起こすのです。 世界を変えたければ、まず考え方を変えることです。 そうすれば、この重要な格言に気づくでしょう。 思考を変えれば人生が変わる、思考を変えれば人生が変わる、考え方一つで人生は変わるのです。 さて、今まで生きてきて、我々は膨大な量の情報を蓄積してきました。 そして、また、膨大な量の経験も蓄積してきました。 良いものもあるでしょう。 悪いものもあるでしょう。 すべてが蓄積されているのです。 そして、その一つ一つが、今現在のあなたを創っているのです。 考え方を変えれば、人生も変わるのです。

このセミナーを受講していくうちに、必ず、どうやってあなたの考え方を変えれば良いのか、また、幸せでダイナミックで、活力に溢れた人生にするには、どういう発想の転換をしたらいいのかお分かりになるはずです。

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